「評価に自信が持てない…』
その迷いは、患者さんにも伝わります。
整形外科テストを整理すると、“次になにをしたいか”が明確になります。
このページでは
「症状→疑う組織→テスト」
をすぐ確認できます。
まず見る(症状から判断)
| ①何に困っている?➡ | ②疑われる組織 |
|---|---|
| 挙上時に痛い➡ | 肩峰下滑液包 |
| 肩の前面が痛い➡ | 上腕二頭筋長頭 |
| 上がらない➡ | 腱板損傷 |
| 脱臼が怖い➡ | 関節包・唇/靭帯 |

30秒で決まる!
肩関節評価👇
👉気になるテストをタップ🔗
✅挙上時に痛みがあるならこれ
✅肩前面の痛みがあるならこれ
✅肩の力が弱いならこれ
腕があがらない・保持できない
疑い:腱板損傷
👉Drop Arm test(腱板)(ゆっくり下りない)
👉Empty can test(棘上筋)(親指が下)
👉Belly press test(腹部を圧迫できない)
👉Lift off test(手を腰から離せない)
👉棘下筋(下垂位+外旋)
👉小円筋(挙上位+外旋)
✅脱臼・不安感があるならこれ
詳細な評価
インピンジメント(Painful Arc,Neer,Haukins)
特徴:挙上時に肩峰下で組織が挟まれる

代表的なテスト
・Painful Arc(疼痛:60°~120°)
・Neer test(肩甲骨固定+挙上)
・Hawkins test(挙上位+内旋)
陽性:肩関節痛
🔍さらに深くしりたい方へ
イラストで直感的に理解できる私のバイブルです。20ページのHawkinsテストのイラストは、一瞬で記憶に残ります(笑)
運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈 上肢編 林 典雄の (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ) [ 林 典雄 ]上腕二頭筋長頭の痛み(Speed,Yergason)
特徴:結節間溝に限局した疼痛

代表的なテスト
・Speed’s test(抵抗下での挙上)
・Yergason’s test(抵抗下での回外)
陽性:結節間溝の痛み
腱板
①挙上:棘上筋:(Drop arm・Empty can)
棘上筋の機能低下
挙上・保持ができない

代表的なテスト
・Drop Arm test(ゆっくり下ろせない)
・Empty can test(親指が下)
②内旋:肩甲下筋(Lift off・Belly press)
肩甲下筋の機能低下
内旋・保持ができない

代表的なテスト
・Lift off test(手を腰から離せない)
・Belly press test(腹部を圧迫できない)
③外旋:棘下筋・小円筋
棘下筋・小円筋の機能低下
挙上位で外旋・保持ができない

筋力評価
・棘下筋(下垂位)
・小円筋(挙上位)
不安定性(Apprehension ・Sulcus sign)
特徴:肩関節不安定性の評価

・Apprehension test(挙上・外旋)
・Sulcus sign(下垂・牽引)
全テストまとめ(復習用)
【インピンジメント】
・Painful Arc(疼痛:60°~120°)
・Neer test(肩甲骨固定+挙上)
・Hawkins test(挙上位+内旋)
【上腕二頭筋】
・Speed’s test(抵抗下での挙上)
・Yergason’s test(抵抗下での回外)
【腱板】
・Drop Arm test;腱板(ゆっくり下ろせない)
・Empty can test;棘上筋(親指が下)
・Lift off test;肩甲下筋(手を腰から離せない)
・Belly press test;肩甲下筋(腹部を圧迫できない)
・棘下筋(下垂位)
・小円筋(挙上位)
【不安定性】
・Apprehension test(挙上・外旋)
・Sulcus sign(下垂・牽引)
家でじっくり「理解」たい人
評価という原点に立ち返らせてくれる、私のバイブルです。新人の時に出会いたかったです。有名な手技に頼っていないか。自分の手を迷いなく動かせているか。迷いがあるなら、読みましょう。
職場でパッと「確認」したい人
関節ごとの整理と、明確なエビデンス・手順で、現場の「困った」をその場で解決。忙しい時・パニック時でも開けば答えが見つかる。心強い「お守り」です。
