整形外科的テスト

小円筋の評価を図で解説

小円筋とは

小円筋は腱板を構成する筋のひとつで、

作用は、肩関節外旋です。

腕を上げた状態で働きやすいです。

肩関節の安定性に大きく関与します。

日常動作で小円筋が作用する場面は

  • 髪を整える
  • 食事:手を口に運ぶ
  • 洗顔:手を顔の前に保持する

起始肩甲骨 外側縁
停止上腕骨 大結節
神経腋窩神経(C5・C6)

棘下筋との違い

棘下筋と小円筋は、どちらも肩関節外旋筋ですが、働きやすい肢位が異なります。

  • 棘下筋: 肩関節下垂位での外旋が得意
  • 小円筋: 肩関節屈強・外転位での外旋が得意

つまり、腕を挙げた状態で外旋できない→小円筋の関与を疑う。この違いが、次に紹介するテストにつながります。

外旋筋力テスト

  1. 肩関節を肩甲骨面上で90°外転させる
  2. 肘関節を90°屈曲させる
  3. 肩関節を最大外旋位を保持させる
  4. 肩を内旋方向へ力を加える
  5. 被験者はその力に抵抗する

✓陽性

  • 外旋位を保持できない
  • 痛みがでる

まなぶ

小円筋損傷すると腕を挙げた状態での動きが難しくなる。

はるそら

たとえば、食事で手を口に運びにくくなることがあるよ。

まなぶ

問診で“食事や整容がやりにくい”と聞けたら、小円筋の評価が必要だね。

まとめ

・小円筋は腕を上げた状態での外旋保持に関与

・食事・洗顔・整容動作と深く関係

・問診でも損傷している筋肉を予測できる