整形外科的テスト

肩甲下筋(SSC)の評価を図で解説

肩甲下筋(Subscapularis:SSC)とは

肩甲下筋は腱板を構成する筋のひとつで、

肩関節内旋の主動作筋です。

また、上腕骨頭を関節窩に引きつけ、

肩関節の前方安定性に大きく関与します。

起始肩甲骨前面
肩甲下窩
停止上腕骨小結節
神経肩甲下神経
(C5・C6)

ベリープレステスト(Belly press test)

  1. 腹部に手をあてる
  2. 腹部を強く圧迫するように肩関節内旋させる

✓陽性

  • 強く圧迫できない
  • 痛みがでる
まなぶ

肘を後方に引くのは代償だね。

はるそら

肩甲下筋損傷を起こしていると、お腹が洗いにくくなる。問診で聞くとヒントになるよ。

リフトオフテスト(Lift-off test)

  1. 手背を腰にあてる
  2. 手背を腰から離す

✓陽性

  • 手背を腰から離せない

まなぶ

肩甲骨前傾は代償だね。

はるそら

検査者が肩甲骨を固定すると、代償を抑えられるよ。

まとめ|肩甲下筋評価の考え方

肩甲下筋は、肩関節内旋の主動作筋である。

リフトオフテスト、ベリープレステストでは、動作ができるかどうかだけでなく、代償の有無に注目する。